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このフォトアルバムは過去数十年間に撮り溜めた写真の中から、丁度古いアルバムをめくるように、往時を思い出しながら選び出したものです。山や湖、オーロラなど自然の風物が主ですが、飛行機、鉄道、車など乗り物の写真も出てきます。このあたり、子供の頃に好きだったものが染みついていて何かと顔を出すようです。今後もこの様なコンテンツで続くと思いますが、変わらずお付き合い頂ければ幸いです。なお、写真はWindows の画面設定を800 x 600にすると大きく見えます。(2005-7-1)

Vic Gohのフォトアルバム Vol-21
北欧(その3)

2005年9月1日
郷 勝哉

<まえがき> 今回はフォトアルバムVol-17の「北欧その2」に続き、スエーデンの首都ストックホルムの風景です。



<バルト海フェリー> ストックホルム港に接岸した35,500トンのフェリーです。この船については前回(Vol-17)詳しくご説明しましたが、車両の乗降のための船首扉が開いているのが見えます。



<ストックホルム港> フェリーが接岸した岸壁の背後の高台から港の一部を見下ろした風景です。



<港内観光ボートと王宮> 部屋数が600あるといわれる右上の王宮は、60年かけて1754年に完成して以来王家代々の居城でしたが、今の国王ご一家は子供達の環境を考慮し、郊外の別の宮殿に住んでいるとのことでした。一部が公開され見学できるほか、博物館などもあります。



<水路> ストックホルムは大小14の島からできていて、島と島の間が運河や水路になっている水の都です。そのため港と言っても埠頭の様な建造物はなく、各島の周辺至る所が接岸可能な岸壁という感じです。その運河巡りの観光ボートからこんな木造船を見かけました。



<水門> 港の西側はメーラレン湖という湖に繋がっていますが、海とは水位が違うため水門で仕切られています。 船が通過するときはいったん二つの水門で仕切られたドックの様な部分に入り、行き先と水位を合わせた後、出口の水門を開けて通過します。この写真で小型ボートの向こうに見える黒い壁がその水門で、今から外側に観音開きに開くところです。



<ストックホルム市庁舎> 1923年に完成したヨーロッパの名建築の一つに数えられる建物で、毎年ノーベル賞受賞祝賀会が行われることで有名です。昔は授賞式もここで行われていましたが、参加人数が増えたため、授賞式には市内のコンサートホールが使われているそうです。
この市庁舎は今でも市行政に使われている建物ですが、公式行事が無い限り議場やホールなど内部を見学することが出来ます。

 

<三王冠> 市庁舎の東の塔は106メートルあり、頂上には国のシンボルである金色の三王冠が輝いています。一方西側の低い塔にはイスラム教のシンボルのような三日月があるのですが、これのいわれはよく解りませんでした。



<青の広間> 2002年に受賞した小柴さんと田中さんも出席した祝賀会場の広間です。ガイドの説明によると小柴夫人は国王に手を引かれて登場したそうで、当時の華やかさが偲ばれました。
写真で解るように周囲に窓を設ける代わりに、高窓から自然光が効果的に射し込む様にしてあるのが特徴だそうです。



<黄金の間> 本当かどうか解りませんが、壁に1900万枚の金箔が使われているという豪華なホールで、島津製作所の田中さんが行く前から心配していた受賞祝賀会のダンスの会場です。
またこのホールに隣接して小部屋と祭壇があり、市民の結婚式に提供されていて、市会議員が立会人になってくれるそうです。



<市議会場> 他の部分の豪華さに比べて、この議場の調度品は意外に簡素です。



<観光客> 日溜まりでくつろぐ観光客。 市庁舎の見学は有料で何人かにグループ分けしてガイドが引率しますが、見学コースを旨く分離してあるのか勤務中の職員らしい姿は見かけませんでした。それにしても執務中の市庁舎を観光客に見せたり、結婚式場として使わせたりするとはストックホルム市もなかなか商売上手です。



<旧市街> ガムラ・スタンと呼ばれる旧市街の商店街で、石畳の狭い通りにおみやげ物屋などが多く並んでいます。



<セント ジョージの像> ガムラ・スタン の通りの一角に、ヨーロッパではよく知られた守護聖人である セント ジョージ が竜を退治しているブロンズ像がありました。



<モールス通信機> 船具関連のアンティーク ショップのウインドーに、新品同様のテープ式モールス送受信機が置いてありました。全部品が真鍮の削り出しの美術品とでも言えそうな立派な物です。閉店後で店員に聞いてみる訳にいきませんでしたが、多分製造はしたものの真空管式にとってかわられ、実際には使われなかった物でしょう。



<人形店> 人形やローソクなどインテリア商品専門の店です。 概してヨーロッパの店はウインドーデコレーションに優れている感じです。


<あとがき>
北欧の旅も今回でスエーデンの ストックホルム まで進みましたが、残っているノルウェーとデンマークも次の機会にご紹介したいと思います。

フォトアルバム 撮影データ

撮影時期:2004年9月
撮影場所:ストックホルム(スエーデン)、バルト海
カメラ: PENTAX MZ-5、レンズ: SMC PENTAX-FA 28-105 ズーム
OLYMPUS ミュー ミII
CANON IXY 330 (APS フィルムカメラ)

以上
 
 
Photographs copyrighted (2003〜2005, Vic Goh)
 
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