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このフォトアルバムは最初のVol-1で書いたように、数十年間に撮り溜めた写真の中から、丁度古いアルバムをめくるように、往時を思い出しながら選び出したもので構成しています。自然の風景それも山や湖、それにオーロラなど自然現象を中心に選んだつもりでしたが、実際は飛行機、鉄道、車など乗り物も度々登場しました。このあたり、子供の時に好きだったものが染みついていて何かと顔を出すようです。今後もこの様なコンテンツで続くと思いますが、変わらずお付き合い頂ければ幸いです。
(2004-10-1)

Vic Gohのフォトアルバム Vol-15
2004年12月1日
郷 勝哉
秋の風景7題

<まえがき>今月はまた趣向を変え、秋の風景を選んでみました。世界各地の秋景色としたいところですが、それほどのレパートリーは無いので、カナダ、米国、日本の3カ国になりました。



<Middle Waterton Lake>

カナダのアルバータ州とアメリカのモンタナ州に跨り、Waterton-Glacier International Peace Park という世界遺産の国立公園があります。
そのカナダ側の Waterton Park という町の近くでの撮影で、写っている湖は Middle Waterton Lake。この直ぐ南から Upper Waterton Lake という南北 10 kmの細長い湖がアメリカ領まで伸びていて、観光船で国境を越えアメリカ側にハイキングなどに行くことも出来ます。 (2002年9月)


<Denali Highway>

アラスカの Fairbanks と Anchorage の中間あたりに、野生動物の宝庫として知られるデナリ国立公園があることを、フォトアルバム 第1巻(Vic Goh's Photo Album Vol1)でご紹介しました。そのデナリ公園からアラスカ山脈に平行して東に進み、150km 先に南北に走っているRichardson Highway と結ぶDenali Highway と呼ばれる道路があり、この写真はその西の端近くで撮影したものです。

Denali Highwayは、総延長約200キロの間信号など一つも無い2車線の一本道で、地図で見ている限り全速で飛ばせそうな道路ですが、実際は砂利道で途中悪路もあり、早くて時速80キロ、路面の悪いところでは50キロというところで、その昔藤沢から大和工場に通うのに、藤沢町田線(今の旧道)をスバルで埃をもうもうとあげて突っ走ったことを思い出したものです。
なお、日本でハイウェイと名が付くと高速で走れる車専用道路の感じですが、アメリカでは街道(幹線道路)の意味なので、砂利道でも立派なハイウェイです。(1999年9月)



<JVCのテープ>

Denali Highway を走るには満タンにしておかねばと、ハイウェイへの分岐点のCantwell という小さな村で、店らしい店と言えばそれしかないコンビニ兼ガソリンスタンドに入ったのですが、そこで地図や雑誌と一緒にJVCのビデオテープ($1.80)が陳列してあるのを見つけたときは「こんな小さな田舎の村まで!」と一寸した感激でした。左のSONYはオーディオカセット。(1999年9月)


<Bear Lake>

萩原さんのコロラド便り(その5)のカット写真でRocky Mountain National Park を紹介させて頂きましたが、その公園内の小さな湖です。白樺に似た白い幹のアスペンツリーが、丁度この時期、紅葉しているものと独特の若葉色の葉を残しているものと彩をなし見事でした。(2002年9月)



<ふくべの大滝>

合掌造りの集落で世界遺産になった、岐阜県白河郷の西に位置する白山スーパー林道(石川県)の途中にある落差86m滝です。(2000年10月)



<三方岩付近の紅葉>

白山スーパー林道の最高地点で、この辺は紅葉の名所として知られています。 (2000年10月)



<根子岳>

活火山で噴煙を上げている、熊本の阿蘇山の尾根続きに根子岳という山があります。ところが根子岳と題された画や写真を見ると頂上の形がそれぞれ違い、別の山のように見えるので不思議に思っていましたが、2003年に行ってみてその謎が解けました。それは標高1,400m 位のピークが幾つかジグザグに連なっているため、お化け煙突のように見る方向によりピークが重なったり分かれたりして、見える数が変わる結果と解りました。 (2003年10月)



<本栖湖の富士>

本栖湖の北岸で、身延方面に抜ける300号線のトンネルの手前にレストエリアがあり、そこからの富士の眺めが有名ですが、この時期に行くと湖岸のコスモスも見事です。 この写真では解りませんが、ここから肉眼ではっきり見えていた、山頂右端の測候所レーダードームは撤去され、今は富士吉田市の施設に展示されているそうです。(1989年10月末)


<あとがき>
私も女房も揃って旅行好きですが、夏の観光シーズンピークはどこも混雑し、宿泊予約が取り難いだけでなく費用も高くつくので、結局8月の終わりか9月になってから出かけるのがいつしか慣例になってしまいました。そのため写真も秋の風景が多いのですが、真夏は太陽が真上近くで陰が少なく、朝夕以外は単調な写真になりやすいのに対し、秋は光線が斜めから射すため、考えなくても陰影に富んだ深みのある写真になりやすく、風景写真派には好都合な季節です。

フォトアルバム 撮影データ

場所と時期:各写真の説明に記載
カメラ: HONEYWELL PENTAX SP500; レンズ: トキナー 35-105ズーム;PENTAX MZ-5、レンズ: SMC PENTAX-FA 28-105 ズーム (一部偏光フィルター使用)

以上
 
 
Photographs copyrighted (2003〜2004, Vic Goh)
 
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