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コロラド便り(その47)
2006年9月4日(月)
萩原 正喜/コロラド
註:このコロラド便り(その47)には、萩原さんがご自分で撮影された写真を掲載しました。写真下の解説文と共にご覧ください。

今年のお盆は4月に母親を亡くしたので我が家では「新盆」に当ります。 親戚や母が存命中にお世話になった近所の人達などが群馬県の家へ大勢見えられると言う事で、私は8月10日にデンバーを発って日本へ来ており、8月31日成田発でコロラドへ戻ると言う日程で往復しましたので、今回の「コロラド便り」はかなりつまった日程でまとめています。

8月10日にデンバー発午前8時55分の便で日本へ来ました。 家を出る前に朝6時のTVニュースを見ていましたが、ちょうどロンドンでのアメリカ行き旅客機のハイジャック・テロ攻撃を計画していた20人ほどのグループが逮捕・拘留されたと言うニュースが報じられました。
これは大変な事になった、と言う事で通常より早く6時半にデンバー空港へ行きユナイテット航空のチェックインカウンターで手続きを終えて通常とあまり変わりが無いので良かったと思いながらセキュリテー・ゲートへ行ったところ驚いた事に延々と長蛇の列で、その列の最後に繋がりましたがセキュリテーを通過するのになんと立ちっぱなしで2時間半かかりました。

飛行機の出発時間を過ぎてしまったので急いで出発ゲートへ行ってみると幸いなことにちょうど搭乗が始まったところで間に合いましたが、結局私の便は2時間遅れでデンバー空港を出発しました。
途中シアトルで機体変更を行って成田へは3時間半の遅れで無事到着しました。
と言う事で、群馬県の伊勢崎へは通常でしたら夜8時半には着いているのですが、今回は11時半となってしまいました。 こんな事は今まで初めての経験です。

今回はただ厳重なセキュリテー・チェックと言う事だけでなく、ロンドンでのテロ計画犯が爆発物液体で飲み水に見せかけて機内へ持ち込む計画だったことがあって乗客が通常機内へ持ち込んでいるシャンプーなどのゲル状のものまで持ち込み禁止となったことが混乱と遅れを来したのが実態です。
こうした安全確認への対応の迅速さも含めて乗客への多少の時間がかかっても「安全第一」に徹してもらう方が結局乗客の望むところですので、乗客の誰もが文句を言わなかったと言う事ですが、それにしてもこうしたテロリスト達の活動を事前に察知して逮捕することが出来たと言う事は「さすがスコットランドヤード」と言った実感がする今回の出来事でした。

My New Family Member
新たに家族に加わったドーバーマン犬:


我が家では以前から現在4才半になる雌のジャーマン・シェパードを飼っています。
8月に入ってから新たに生後3ヶ月の雌のドーバーマン・ピンチャー(Doberman Pinscher)の小犬が我が家の一員として加わりましたので紹介します。
家内が体重を減らすために毎日友達とウオーキングを日課としていますが、夏の暑い時期と厳寒期には近くにある冷暖房管理されているオローラ・モール・ショッピングセンター内で行っています。
そのモール内に在る犬、猫、鳥、ハムスターなどを扱っている店で7月始めに家内が見つけた子犬ですが、産まれて間もなくでしたのでその後尻尾の切除や両方の耳の筋肉の切断などしていわゆるドーバーマン犬としての整形手術を行った後狂犬病や心臓病の予防注射を受けて2週間の経過を見た後オーロラ市への飼い犬登録を行って我が家にやって来ました。
この新しく家族として加わった犬は早速「Maggie」(マギー)と名前を家内が付けましたが、コロラド州の北東で接しているネブラスカ州生まれですが、現在まだ凶暴さで知られているドーバーマン犬とはおよそ縁遠い小犬ですが今後の仕付け訓練が重要と思っています。

デンバー空港の乗降客数が記録更新中:

ここのところDIA(デンバー国際空港)の乗降客数が毎月その前年同月比で記録を塗り替えている報告をこのレポートで繰り返していますが、最近6月の実績が発表され昨年6月との比較もさることながら開港以来の大勢の乗降客を扱って新記録を達成しています。
今年のDIAが扱った総乗降客数は4、394、473人で昨年6月が4、071、287人でしたので約7.8%の上昇となっています。

毎年6月、7月、8月はビジネス客数はそれほど変化が他の月に比べてないのに、バケーシヨン客やレジャー客数が大幅に増加するため空港の忙しい月となっていますが、今年6月は約440万人の乗降客をDIAで扱った事になります。
これで今年1月―6月の上半期の総乗降客数は昨年の同期比で11.1%の増加となっています。
当然DIAをハブとしている航空3社の扱った乗客数も増加しており、ユナイテット航空は前年同月比で8%多くの乗客を6月に扱っています。 同様にフロンテイア航空では22%の増加となり今までの新記録を達成しました。 格安料金のサウスウエスト航空では今年1月に就航以来の総乗客数が645、928人となりデンバー空港の総乗客数の2.75%を占めるようになっています。
デンバー空港内の駐車場が絶えず満車であることから空港外の離れた場所に8000台の駐車場を運営しているUSAirport社ではこの夏のシーズンは何時もより15%から20%の駐車の増加を見込んでおり空港ターミナルビルと駐車場間を往復する小型バスの運航台数を増やしています。
また、空港内6個所のレストランやコーヒーショップを運営しているCA-1 Service社では前年に比べて約10%の売り上げ増となっているとしています。

アメリカではその土地の主要空港の乗降客数の変化はその土地の経済発展の状況を反映する、とされていますが、そう言った観点からはDIAの扱う乗降客数が増加するのは喜ばしいことですが、主要なハブ空港であるために乗り継ぎ客数のみが増加して肝心のデンバー空港のチェックインカウンターを通過する乗客数はどうなのか? 気になるところです。

英語を話せないアメリカ人の増加警告:

以前のこのレポートでお伝えした事がありますが、今まではアメリカに於けるマイノリテイと言えば黒人( African-American)と呼ばれる人達でしたが、近年では中南米からの移住者達いわゆるヒスパニック人口が黒人を抜いていまやマイノリテイはヒスパニック人口を指す様になっています。
特に以前はカストロ将軍のキューバ革命時に難民としてアメリカが受け入れてその多くがフロリダ州に住んでいるキューバ人を始めカリブ海の各国からの短期労働者達が主体を占めていましたが、現在では国境を接するメキシコからの移民や労働ビザで入国する短期滞在の労働者の人口が多くなってきています。

コロラド州ではメキシコ国境からはニューメキシコ州を挟んで近距離であることからこうしたマイノリテイ人口はメキシコからの人口が主体を占めています。
当初は労働ビザでの入国する人達が主体を占めていましたが、入国後メキシコ人同志で結婚して子供が産まれるとその子供をアメリカ国籍として登録するので徐々にメキシコ系の人口が増加して来ています。
特にメキシコ人はその殆どがカソリック教徒で子供の出産に関しては避妊による産児制限は教えに反すると言う事でどの家庭でも大勢の子供が居ます。 従って何世代か経過するとねずみ算式にメキシコ系の人口が増えてしまうと言う事になります。
こうした事だけでしたらそれほど問題とならないのですが、こうしたメキシコ系の人達は子供に英語での記述や会話を教えないでスペイン語での日常生活のままで育てますので、英語を標準語として来たアメリカでしたが、こうしたメキシコ系の人口の増加とともに英語の話せない人が増えて来てしまっています。

ちなみに以前私の2人の娘たちが通っていた小学校ではメキシコ系の児童の比率が近年急速に増加して、白人や黒人の英語を話す子供たちの親が子供を英語主体の学校に転校させるため現在では小学校の全学年がメキシコ系の学童達となってしまい、入学式では英語で話す校長先生の挨拶にスペイン語の通訳がついて実施するようになってしまった、とその校長先生から聞きました。
このままで行くとアメリカ全体が公用語を英語としない国になってしまうと言う警告が発せられる様になり「公用語として英語を全国民が使用することを義務とする」といった法制化をしようとする団体が活発に活動するようになってきています。

今現在アメリカに住んでいる人々のうちうまく英語を話せない人が2130万人居ます。たった1990年から2000年迄の10年間でうまく英語を話せない人が52%増加していると言う警鐘が出ています。
2010年にはこの国は英語の話せない人達で溢れてしまう様になってしまいますが、こうなってしまうのが貴方の希望するアメリカですか?


といったパンフレットがU.S.ENGLISH, Inc. と言う首府のワシントンに在る団体から全米の家庭に郵送配布されています。
こうしたヒスパニック人口の急増は英語のアメリカでの公用語の地位を危うくするばかりでなく、不法滞在者の増加や麻薬取引きや殺人を含む犯罪者の増加などとなって表れて来ている事からも危機感が増加して来ており、全米のコロラド州を含む特にヒスパニック人口の多い各州で法制化による各種規制を行うところが増えて来ています。
ちょうど第2次世界大戦前の日本での「産めよ、増やせよ」といった時代を見ているようで、このままで行くとヒスパニック人口がマジョリテイとなってしまうのではないか、という事でアメリカの人間の生態系を変えてしまう心配すら感じるようになっています。


2 Dogs Playing Together
我が家のマギーとジンジャー:


新たに家族として加わった生後3ヶ月のドーバーマンと以前から居る4才半のジャーマンシェパードとがうまく馴染んで仲良くやって行けるか心配していましたが、写真は裏庭で遊んでいる2匹ですがなんとかうまく行きそうです。 我が家の裏庭は芝生になっていて周囲は木の板の塀で囲まれており、地面との間には犬が境の地面を掘って逃げ出さない様にプラスチック製の平板杭を打ち込んであるので飼い犬たちの遊び場としては理想的です。
裏庭でのボール遊びと朝晩各1回ずつの食事と晴れた日の散歩は私の担当ですが、これから毎日2匹の面倒を見なくてはなりません。

デンバーに在る日本の総領事館からの警告E-Mail3点:

デンバーのダウンタウンには全米に13個所設けられている日本の外務省管轄の総領事館の一つがあってコロラド州、ニューメキシコ州、アリゾナ州、ユタ州、ワイオミング州、モンタナ州、アイダホ州の合計7州の地域について活動を行っています。
特にこれらの地域で活動している日本企業や在留邦人へのサービスの一貫としてアメリカ内に於けるいろいろな出来事に関する連絡をE-Mailで行っており、特に日本人としての観点からの対応について喚起をうながしており、日常生活に大変役に立っています。
ごく最近に連絡のあったE-Mailによる連絡3項目に付いて参考までに以下に紹介します。

在留邦人の皆様へ 平成18年9月1日
在デンバー日本国総領事館

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    ワシントンDC内における夜間外出禁止令の延長について
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1. 8月28日、ウィリアムズ・コロンビア特別区長は、7月31日に発効したワシントンDC内における17歳未満の少年を対象とする毎晩午後10時から午前6時までの外出禁止令を、9月28日まで延長すると発表しました。
2. 本件外出禁止令は、8月30日に失効する予定でしたが、少年保護の観点から効果を上げているとの判断から、延長されることになったものです。
3. 在留邦人の皆様方におかれましては、本件外出禁止令を引き続き遵守していただくとともに、外出時は周囲の状況に注意を払い、17歳以上の方もできる限り深夜の外出を避け、事件・事故に巻き込まれないように留意してください。万一、事件に遭遇した場合は、すぐに「911」に電話をかけて警察当局に事件を通報するとともに、日本大使館(電話:202−238−6700)にもご連絡ください。
4. 本件外出禁止令の詳細については、ワシントンDC警察本部のウェブサイト
http://mpdc.dc.gov/mpdc/site/default.asp) もご参照ください。


在留邦人の皆様へ 平成18年9月1日
在デンバー日本国総領事館

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        牛肉加工品の日本への持込について
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米国産の牛肉の日本への輸入は再開されましたが、引き続きビーフジャーキーなどの牛肉加工品は持込が禁止となっておりますので、ご注意ください。
詳細については、農林水産省のホームページをご参照ください。
農林水産省「肉製品などのお土産検査手続き」 http://www.maff-aqs.go.jp/ryoko/aq2/aq2.htm
また具体的な内容などについては質問も承っておりますので、下記のページをご利用ください。
農林水産省「ご意見・ご質問など」 http://www.maff-aqs.go.jp/qa-ent.htm

在留邦人の皆様へ 平成18年8月29日
在デンバー日本国総領事館

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        西ナイルウイルスについて
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1.8月28日および29日付当地デンバー・ポスト紙は、コロラド州で西ナイルウイルスによる初の 死亡患者が認定されたと報じています。
デンバー・ポスト紙(8月28日)http://www.denverpost.com/search/ci_4250678
デンバー・ポスト紙(8月29日)http://www.denverpost.com/search/ci_4253035

2.米国疾病対策予防センター(CDC:Center for Disease Control and Prevention)によれば、2006年8月22日付けでコロラド州(41人)、ユタ州(27人)、ワイオミング州(4人)の西ナイルウイルス感染者が報告されています。うち、コロラド州では1人、ユタ州では2人が死亡していま す。 ニューメキシコ州では人への感染は報告されていません。
米国内の他州およびカナダの感染者数等については米国CDCやヘルスカナダのホームページに掲載されていますのでご確認ください。
●CDCホームページアドレス
 www.cdc.gov/ncidod/dvbid/westnile/surv&controlCaseCount06_detailed.htm
●ヘルスカナダホームページアドレス:
 http://www.phac-aspc.gc.ca/wnv-vwn/mon-hmnsurv_e.html

また、米国CDCでは西ナイルウイルス予防対策の一環として、感染経路、症状、予防方法等を公表していますが、日本の厚生労働省ではその概要を翻訳したCD−ROMを作成しています。その概要は「外務省海外安全ホームページ」中の「感染症関連情報」4.その他の感染症関連情報に掲載していますのでご覧ください。

.西ナイルウイルスについて

  西ナイルウイルスは、従来アフリカ、ヨーロッパ、西アジアで患者発生報告がありましたが、米国では1999年に初めてニューヨークで患者が発生し、以来、毎年蚊が活発に活動する時期に発生しています。 これまで、日本においては2005年に輸入症例が1件発生しましたが、国内感染の報告はありません。

西ナイルウイルスはウイルスに感染している蚊(イエカ、ヤブカなど)に刺されることで感染しますが、発症するのは2割程度(潜伏期間は通常2〜6日)で8割の人は無症状です。西ナイルウイルスに感 染し発症した状態が西ナイル熱といわれるもので、発熱(39度以上)、頭痛、筋肉痛、食欲不振などの症状が3〜6日ほど見られますが、通常は1週間程度で回復します。
ヒトからヒトへの感染はありません。一方、ウイルスが脳に感染して重篤な状態となるのが西ナイル脳炎です。重篤な状態となるのは感染者の約1%と言われていますが、特に高齢者が多いようです。

厚生労働省が作成した西ナイルウイルスに関するリーフレットの一部を別添文書で掲載していますのでご覧ください。また、厚生労働省のホームページにはこのリーフレットの他にも関連情報を掲載していますのでご覧ください。
 ●厚生労働省ホームページ(西ナイル熱関連情報)
 http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou08/index.html

4.予防方法

  現在のところ、西ナイルウイルスに対するワクチンはありません。また、西ナイル熱や西ナイル脳炎に対する特効薬もなく、症状を軽減する治療が中心となっています。蚊に刺されないようにすることが予防となりますので、虫よけスプレーを利用したり、戸外に出るときはできる限り長袖、長ズボン を着用することをおすすめします。また居住地域での蚊の発生を防ぐため、水たまりを除去し、蚊の活動が活発になる夕方から明け方にかけての外出を避けることも役に立ちます。
関連情報を入手するとともに、渡航の際には防虫対策にご留意ください。
 外務省 海外安全ホームページ: http://www.mofa.go.jp/anzen/

(1) 具体的な予防法

特に蚊の活動が盛んな明け方、夕暮れ時の外出を極力避ける。
露出度の少ない服を着る。
肌の露出部には虫よけスプレー(DEET:N,N-ジエチルトルアミド配合のものが効果的)をかける。
なお、日本で一般的に使用されている虫よけスプレーの多くにはDEETが配合されている。
【注意】虫よけスプレーの使用法をよく守り、かけすぎない十分に注意すること。特に2歳から12歳
の子供は、DEET濃度が10%未満の虫よけスプレーを使うこと。
扉や窓は蚊が入らないように網戸でしっかり閉める。
水溜りは除去する。
ボウフラを食する魚を入れた池や噴水などを設置するのもよい。
鳥用の水や植木鉢の皿に溜まった水は少なくとも一週間に一回は取り替える。
蛇口やクーラーを点検し、水漏れや水溜まりを見つけたら修理する。
屋根の雨樋の水はけがよいか点検する。家の周りや平らな屋根の水溜まりを除去する。
古タイヤ、バケツ、空き缶、食べ物や飲み物の入っていた入れ物など、水が溜まりやすいものは外に置かない。

(2)虫よけスプレーの使用法

虫よけスプレーなどの薬は、製品の使用法を良く読み、露出している肌か服の上のみにかける。服の下からはかけないこと。
擦り傷や怪我、炎症のある肌の上には絶対かけない。目、口にはかけない。耳の周りにはほんの少しつける。
子供には使わせない。子供の手にはかけない。
密閉した部屋では使わない。スプレーを吸い込まないように気をつけ、食べ物の近くでは使用しない。
露出している肌や服の上に必要な量だけを使う。
家に帰ったらスプレーをかけた肌は石鹸で洗うか、シャワーで洗い流す。
虫よけスプレーにアレルギー反応を示した場合は、使用を中止し直ぐに洗い流し、最寄りの薬物・毒物の専門家と相談する。

なお、デンバーにおける薬物・毒物の専門家は以下のとおりです。
 Rocky Mountain Poison & Drug Center http://www.rmpdc.org/
  1001 Yosemite St., Suite 200
  Denver, CO 80230-6800
  薬物・毒物に関する緊急連絡先:
  303-739-1123 (デンバー首都圏)
  1-800-332-3073(首都圏外)

5.参考リンク
 コロラド州公衆衛生環境局
  (CDPHE: Colorado Department of Public Health and Environment)
 ・西ナイルウイルス・ホットライン:1-877-462-2911
 ・同 西ナイルウイルス・インフォメーション: 
  http://www.cdphe.state.co.us/dc/zoonosis/wnv/wnvhom.html
 ・同 西ナイルウイルス対策ホームページ(Fight the Bite Colorado homepage):
  http://www.FighttheBiteColorado.com/
 米国疾病対策予防センター(CDC):1-888-246-2675(24時間対応)
 ・同 西ナイルウイルス:
  http://www.cdc.gov/ncidod/dvbid/westnile/index.htm

私が日本へ行っている間にいろいろな出来事がありましたが、特にコロラド州と日本に関するニュースとしては

* かってプロ野球の西武で活躍し、その後メジャーリーグの松井稼頭夫選手がニューヨーク・メッツからコロラド・ロッキーズへとトレードされましたが、腰痛の為にロッキーズ傘下のAAAチームであるスカイソックスでテストプレーと腰痛の治療に務めていましたが、最近ロッキーズの1番バッターで2塁手という彼の最も得意なポジシヨンでプレーを行うようになって、現在までのところ好成績を残している、という事で今後も彼の頑張りが注目されています。

* BSE問題で長期にわたって日本への輸出が禁止されていたアメリカ産牛肉については、再度輸出が再開されたにもかかわらず、禁止事項であった脊椎の混入が成田での検査で発見されて再び前面輸出停止となってしまって、それまで日本への牛肉の輸出量では最も多くを輸出していたコロラド州では大変な痛手を被っていましたが、最近また輸出再開が日米両政府間で取り決められてほっとしている コロラド州の畜産業者達です。
「アメリカ産牛肉」と表示しないで「コロラド産コーン・フェド・ビーフ」と名称を付けて日本への輸出を行う方が以前からトウモロコシを主体の飼料としている事で信頼を得ているコロラド牛肉なので日本の消費者に安心感を与えるのではないか、と言うことが囁かれています。

* デンバーから北西へ80km程のところにあるボールダーの町はコロラド大学のキャンパス町でアカデミックな環境の落ち着いた町並みですが、以前に幼児のミス・アメリカコンテストで首位に選ばれたジョンベネちゃん、当時5才が自宅の地下室で殺害された事件でコロラドはおろか全米に話題を呼んで知られることとなりました。
この事件は未解決で迷宮入りかと思われていましたが、今回8月始めに東南アジアのタイでアメリカ人の元教師の男性が自分が殺害した、との告白をしたことから大きなニュースとして取り上げられましたが、結局この男性は犯人で無いとコロラドへ移送後判定されたのですが、日本でのTVメデイアでの取り上げかたが非常に詳細でセンセーシヨナルな事には大変驚かされました。
地元のコロラドでの各メデイアに比べると直接関係が無い日本の各メデイアでの取り上げかたの方が大きく詳しく扱っています。
こうした事はよくあることで、日本とアメリカとの情報の扱いや価値判断が異なっている為としばしば感じさせられます。

9月に入ってコロラドではすっかり秋の気配で朝晩の気温が急激に下がって来ただけでなく、湿度も下がって乾燥した過ごし易い天候が続いています。
日本では台風の季節と言う事でまだまだ「天高く馬肥ゆる」の季節には1ヶ月ほどかかると思いますが皆さん元気に毎日を過ごされるよう祈っております。

 
 

[ 以上 ]
 
 
Copyrighted to: Mike Hagiwara
 
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